セカンドノベル 〜彼女の夏、１５分の記憶〜：ファイト一発充電ちゃん[PSP]

なかなかジャストコーズとディスプレイが届かないのでデモやってみた。

二つともノベルゲなのだけど、ギャップに驚く。

充電ちゃんは原作アニメ？なのかな。なんつーか萌え？エロゲっぽい？だね。それ以上語ることはなくて。

セカンドノベルのほうがただのノベルゲだと思っててビビった。

１５分しか記憶が持たないヒロインと主人公が思い出の場所で過去の物語を書きだしていく、という流れなんだけど、これがユニーク。

まず、ヒロインがつくっていく物語は過去の高校生の自分が登場する点で、もう覚えていない過去にまつわる物語なんだけど、ところどころ作り話で、分岐があったりする。

登場人物も実在した人間のような、少し性格が違ったり、あくまで物語であって、フィクション。

ヒロインが１５分ごとに今やっていたことを忘れて、主人公がそれを説明するやりとりと、過去の記憶の想起のようで、分岐していく架空の物語を二人で書きだしていく先に、物語はどう現実とリンクしていくのか？みたいな流れがおぉぉぉって感じ。

サウンドノベルの基本構造にプレイヤーがヒロインに物語の続きを作るための手助けをするという遊び、推理要素をプラスして、分岐をプレイヤーとヒロインがつくっていく、というのがなんか新しいかなと。

１５分しか記憶がもたないヒロインの思い出せない記憶にまつわる創作活動と、それによりわかる真実とはなんなのか？的なシナリオの深さというかデザインがグイグイっとくる。

日本一ソフトウェアはやりこみシミュレーションしかつくれないとおもっていたら完全にナメてたなー。

はじめてノベルｹﾞ買うかもしれん。