トーテムの一族[PC]
ヤフーゲームから体験版DL
誰でもできる簡単なRTSとはどんなものか考えると、極力操作量を減らす、という試みがありだなーと思うた。
以前フリーで巫女やらメイドやらをワラワラ作って闘うRTSがあったけど、あちらは建設できるものが単一資源を生産する施設と、兵士作る施設と、街の中心しかなくて、とてもチープな印象だった。
トーテムでは、資源の概念がなく、建物は近くに建物があるところならどこにでも建てられる。
例外としてどこにでも建てられる塔がある。
生産の概念も非常にシンプルで、建物毎に生産できる兵士が決まっており、1つの建物につき何人まで生産、という最大値が決まっていて、短い期間で自動で生産される。
多種多用な建物を続けざまにショートカットで呼び出して、生産ボタンをクリックしまくるスポーツ的な動きを要求しないというだけで、これだけとっつきやすくなるものなのだなーと思う。
また、パズル的な要素としてマップ中に宝物が点在しており、それらは砂浜に打ち上げられていたり、宝物の中に入っていたり、その宝物の中を鍵がどこかにあったりする。
戦雲を開拓して金脈を血眼になって探す、といった行為が資源がないためになくなり、代わりに貝殻や首飾りを探す、というほのぼのとしたプレイに置き換えられているだけで、簡単なRTSというものがものすごく近づいた気がする。
プレイヤーのやることは建物建設場所の指定、兵士のラリーポイントの指定、宝物のクリックくらいのもので、兵士の移動もラリーポイントの指定だけで行い、戦闘も自動である。
操作はこれだけ簡単だけど、建物は塔だけで泥塔とか火塔とか氷塔とか矢塔とかタワーディフェンスかと思うくらいあったり、兵士の種類も体験版60分だけでも斥候、戦士、狩人(投槍、罠)弓兵とあり、かなりボリュームはありそう。
シナリオも6つのトーテムを集めるというメインシナリオのうち、3つ集まっちゃったけど、まだ行ってない島がどう考えてもあと6つくらいあるので、これは奪われたり封印されていた神とかがでてきて闘うんだろうなーという予想。
製品版は1990円するので買わないけど、ショぼいシミュレーションつくりまくって1500円とかで売ってる同人利用するよりよっぽどこっちの方が勉強になるなーという印象。