Ring of Red [PS2]

7年越しの接触

発売当時から気になっていたのに、なぜか買わないまま時間がすぎた一本。

やってみれば、もっとはやくやっておけばよかったなぁという一言に尽きる。

戦闘シーンはクオータービュー、随伴歩兵編成という複雑なゲームシステム、難易度がプレイスタイルにより変化するデザイン、メカ、どれも良い。

友人がちょっとみて「大昔にあった、化石みたいなビジュアル」といったけど、メカデザインに関してはフロミセカンド、オルタナティブを彷彿とさせて自分のドンピシャ。

軽装甲、低火力、高機動ユニットは普通のゲームなら雑魚扱いだが、弱点を補うための随伴歩兵の編成を怠らなければ、吸着地雷と成形炸薬弾により対メインユニットキラーに成り得るというこのシステム!

とにかくこちらの足を鉄条網で止め、白兵戦を仕掛けてくる敵を吸着地雷で脚部破壊しながら倒すのが気持ちよすぎる。

この感覚ははじめて影牢やったとき以来だなー。


他にも、不確実な戦闘と状況に合わせた攻撃、防御の選択が、他のシミュではなかなかみられないくらいクリアに要求されているので楽しい。

夜間、豪雪、敵の妨害などさまざまな環境のもと攻撃の成功率は下がり、必中の一手は回数制限、敵はバカだが一機に狙いを絞る程度の頭はもたせてある。

油断したら負ける、それくらいのちょうど良い難易度がいい感じ。

本当に古いゲーム。もちろん良い意味で。


三国無双マルチレイドプラスをプレイしたときの印象と全く逆のベクトルのものを感じる。