VANQUISH 体験版[PS3]

VANQUISH - PS3

TPSとしてあまり今まで触ってないSF系の絵柄なのだけど、ルシールがVANQUISHはPN03のリベンジだ！（ディレクター同じだっけ）って言ってて、確かにPNっぽさってあるなぁという。

というのはまぁスーツの質感とかダッシュ時のモーションとかがスタイリッシュだということなんだけども。ともかくかっこいいことに悪いことはない。

是非一度でいいからダッシュしながらグレネード投げてほしいな、というかっこよさ。

カバーアクション、キャラクターのデザインとか、近接攻撃のハンパない攻撃力などは、GEARS OF WARをリスペクトしたんかなぁと感じる一方で、ベヨや今までのアクションシーンで培ってきた、シーンに応じてキー入力してド派手な演出を流す、という流れは健在。

シューター系のゲームではもはやスローモーションは当たり前の要素になったけど、VANQUISHのスローモーション起動のスイッチが

• 致命傷を負う（防御的）

• 回避時にエイムボタン（攻撃的）

というなかなかユニークな物だった。

死にそうになったらダッシュと併用するゲージが０になるまでスローモーションが起動し続け、その間に敵を倒すなり安全なとこまで逃げるなりするというあまり融通は利かないが防御的なスローモと、敵の攻撃を回避しながら、もしくは攻めの起点として遮蔽物から敵の正面、側面、背面に飛び込み、強力な武器を近距離から当て続けたり、近接をあてたりする攻撃的なスローモ、という２つのシーンを想定しているあたりすごいなーという。

難易度はベヨのオカンモードみたいなオートエイムモードとノーマルがあるんだけど、ノーマルは結構油断しているとガンガン死ぬので、カバーとか大事。

カバーしてダッシュして敵の側面にカバーして壁乗り越えて射撃or近接、という高速戦闘の流れは、レインボーシックスベガスとかでストレス感じていた俺には丁度良い快感。

ムービーもデモの中だけに関して言うと、兵士一人一人にまで活躍のスポットをあてているあたりが好感触。

サム無双というか、あくまで正義のアメリカと非道なロシアの戦いって感じ。

まとめると

グラフィック、モーションデザイン　→　PN03

カバーアクション近接攻撃の威力大、ゴツゴツした部隊長のキャラデザイン　→　GOW

そこまで強くない味方兵士の治療　→　ANUBIS

ボス戦の途中で発生するキー入力を求められるシーン　→　ベヨなど前アクション作品群

あたりからそれぞれ持ってきているハイスピードアクション的なアレですごく良かった。