BEYOND two souls

体験版プレイ。

幼くして施設に預けられた少女ジュディと彼女とつながっている霊体のような存在のエイデンの二人(?)を操作して進めるアドベンチャー

ヘヴィレインなどを制作したスタジオで大体操作はあんな感じ。

ジュディとエイデンは霊的に繋がっていて、ゲームパートもジュディがエイデンに何かしてもらうことを願うと、操作が切り替わってエイデンパートになる。

エイデンは霊体のようで物質をすり抜けて移動でき、物質に干渉することもだいたいできる。

ポルターガイスト現象も起こせるし、人間の意識を乗っ取ることや、ジュディの周りに障壁のようなものを張って彼女を守ることもできる。

ジュディ自身も護身術のようなものをひと通り学んでおりかなり動ける。

ジュディが成長してくるとなぜか警察に反乱罪で追われており、ジュディの逃亡劇を操作しつつエイデンでヤバイ時に助けるという忙しさ。

ジュディを操作するときの操作の制約はサイレンみいてただの人間はこういうものだという感覚と、エイデンというゲーム的に自由に3D空間を行き来する存在との切り替えがなんとも。

エイデンはいたずら好き、という設定で、つまりプレイヤーが世界に介入する時の基本スタンス(とりあえず破壊してみる、とりあえず殺してみる)をメタっており、このへんがかなり。

プレイヤーが世界に干渉した時、普通はこういう反応をするのではないか、という反応をゲーム世界のNPC達がとってくれるので楽しい。

というかエイデンのパワーが障壁で銃弾防ぎながら装甲車ふっとばしたり

SWATの精神乗っ取って他のSWATを銃殺したり、手榴弾投げたり、ヘリの操縦者を操作してヘリ落としたりかなり無敵感ある。

ジュディはエイデンが力を使うと体に負荷がかかる、エイデンが力を行使すると周囲の気温が低下する、などの設定もありなかなか気になる。

ヘヴィレインの時もリアルな世界観にゲーム的なエフェクトに組み込むにあたっての説得力をどう持たせるかというところがしっかりしていた(FBIの操作ガジェットとしてAR【拡張現実アプリ】が登場したりとか)ので、このスタジオはちょっとすごいなと。

イデアとして優れているものを、きちんと映像化、ゲーム化しているのがなんかもうプランとかが練られすぎてて怖い。シナリオも映画的に完成しているし、やばいなぁこれ