HITMAN Absolution
やはりSteamにて。
概要
伝説のヒットマン「47」を操りミッションをこなしていくステルスアクションシリーズ。
今回は今まで一緒に仕事をしてきたオペレータの裏切りの真相を探るというストーリー的な捻りとともに、個人的な契約で暗殺をこなしていく47の物語が描かれる。
ストーリー
ムービーで進行する一本道なお話で、寡黙な暗殺者と謎の少女、自分の利益のために暗躍するわるいやつら、という構図。
サイレントアサシンの頃とくらべて47にかなり人間味がでており、常識的な倫理観や情念があることに驚いた。
大体悪いやつは始末する必要があるような悪い事をしているので大体47に始末されます。
ゲーム性の特徴
屈んで歩く、無音攻撃、死体隠し、変装、銃撃、事故に見せかけた暗殺、などの様々なギミックから選択し、プレイヤー独自にステージの解法を見出すのが最大の特徴。
同じターゲットにも複数の暗殺方法があり、警備兵を生かすも殺すも選択次第。
できるだけ見つからず、ターゲットのみを殺したほうが評価が高いため、自然と高評価を狙うほど難易度も高まる。
単なる銃撃戦だけで突破し続ける事も可能だが、スマートなやり方ではない、という性格。とはいえステルスでどこまで潜入してどこから攻撃を始めるかも自由なのである。
攻撃面の要素としてゲージを消費してポイントターゲティングという一瞬で射撃地点を複数指定し、高速で射撃を開始するモードもある。
開発スタッフが日本好きなのかカタナとかフグ毒とか武者甲冑とかでてくるので楽しい。サイレントアサシンでも勘違い日本というかヤクザの幹部が城のような要塞に住んでてワロタ
オンライン要素
コントラクトモードという、自身でミッションを作成し、他のプレイヤーとスコアを競うというモードがある。
一般的なマップエディタのように専用のエディタが起動するのではなく、ストーリーモードの各ステージを実際にプレイしつつミッションを作成するという独自点がある。
例えば、そのプレイ中に殺したターゲットが作成されるミッションでのターゲットとなり、使った武器がボーナス武器となり、使った脱出経路が唯一の脱出経路となる。
つまりそのミッションを作成した時点でそのミッションはクリア可能であるということが証明されているということで、あとはそのミッションが面白いかどうかというだけの問題になる。
これはとても良いアイデアだと感じた。