itai

//結局作戦名は思いつかなかったのか。

さっき近所のニトリ行ってきて、棚と座布団を買いました。車のない大学生は棚なんてもちろん手で抱えてお持ち帰りです。

両手で持ったらなんとかなるだろうって思ってたら、この棚が結構重い。どこにでもある簡素な本棚なんですが、いかんせんそこいらの女の子よりも非力な俺です。信号待ちをしてる間に手がぷるぷると震えてきました。

ニトリから俺の家までの道にはガソリンスタンドがあって、そこまではなんとか耐えていたのですが、とうとう俺の握力にも限界が近づいてきました。どうしよ、休憩しよかな〜と思った矢先、往来にはぽつぽつと人が。こんなところで荷物を一旦降ろしている所を見られてしまったら、

「うわ、あの兄ちゃん図体でかいわりにショっぼい腕力しとるわ〜」

とかご近所さんに噂されてしまう!


というわけで、家まで残り少ないことだし、ヤセ我慢を決め込むことにしました。一休みすることなく、無事に家まで荷物を運ぶためにある方法を思いつきました。名づけて、


「」作戦


この作戦の概要は、いかに握力が尽きる前に自宅前まで棚を運ぶかにあります。よって、できるだけ前傾姿勢で空気抵抗を無くし、スピードが失速する方向転換を避け、現在地から家までの最短距離を一気に走りきることが肝要となります。

俺は両手に棚(と座布団)を抱えたまま、できるだけ上半身を前に反らし・・・あとは玄関までまっしぐら。



そしたら見事にコケました。




2008年初ゴケです。おむすびころりんのおじいさんも真っ青のしりもちでした。


で、ただコケるだけならよかったんですが、両手に抱えていた棚が手から離れた途端に自由落下して、見事に俺の右手首を粉砕しました。粉砕はいいすぎですね、プレスしました。それでもヤワな手首の毛細血管を破壊するには十分だったようです。なんか今もう腕真っ赤っかです。