ブリガンダイン　グランドエディション【PS】

シミュレーションＲＰＧの名作、と言われているそうだけど、全然知らなかった。

陣取りシミュレーションなのだけど、モンスターを召還して部隊編成、というのが最初あれ？と思ったけど、まぁいいか。

モンスターは種類ごとにコストがあり、司令官ごとにどれだけのコストを一度に指揮できるキャパシティが決まっていて、適材適所感が高い。

具体的には、使えない奴と使える奴というのがすごくはっきりしていて、戦略的に重要な場所に強いユニットを置かないと、あっという間に侵略されて終わり、になる。

同時に参戦できる部隊数も決まっているので、一箇所にあまり沢山集中させるのも意味が無いし、逆に穴ができるとすぐに攻め落とされてしまう。

あと、戦闘中の作戦も結構シビアに戦局に影響して、機動力の高さがかなり重要。

むやみに高コストのモンスターを生産しても供給がキツいし、各個撃破されると目もあてられない損害になる反面、ザコばかり量産しても敵の司令官に傷１つつけられなかったり・・・というバランス。

各勢力が最初から所有している高レベルユニットが壁になり、国境間でにらみ合いが続く、というのがなんか戦争っぽいなー、みたいな。

敵の主力を削っては撤退、削っては撤退し、主要な拠点のみを切り取り、本拠地を潰す、みたいな戦法ができればいいのだけど、同盟国がないとそれもかなり厳しかったり。

戦略と戦術の意味がしっかりしてる意味で、良いＳＲＰＧだと思う。