カルドセプト セカンドエキスパンション[PS2]

友人宅で久しぶりに対戦したソフトがこれだった。


アルテイルや麻雀をやっていて、どうにかこうにかゲーム性に絡む「運」の要素が違うなぁ〜と思っていたら、これだった。

ダイスとカード。

ダイスの目とカードドローというランダム性。

これはダイスの目がでる前の対処と出てしまった後の対処、

そしてデッキ構築、ということで対策のできる運ゲー。素晴らし。


というか、ダイスDEチョコボカルドセプト劣化コピーだったんだなーとかなりショック。

というかスクエニタワーディフェンスとかもパクっているのだけどあれは海外の主要ジャンルを国内に輸入するんだ!っていう大儀のもとやっているかんがあってそれはそれでウザい。閑話休題



ストーリーの難易度が高めで、NPCは随時レアカードを満載したデッキで攻めてくる。

カードは勝敗に関係なく手に入るけど、使えるカードと使えないカードの差は小さいようで大きいので、運の問題もあって惜敗することも多い。

とはいえ、自分でAIとデッキ組んだキャラクターと対戦モードで戦うだけでもカードは手に入るので、一人プレイでもかなり楽しめそう。

これでオンライン対戦とかついてたのだから、発売当時はドリキャスもってないヒトとかは熱狂モノだったろうなー。


あと、このゲームはリスクが比例累乗していくシステムなので、ハラハラ感が増していく。

ボード上の土地にモンスターを召還し、投資することで土地の価値と通行料、そして防衛力をあげていくのだけど、この上がり幅が上げれば上げるほど倍率が高くなる。

よって、レベル1から2にあげたときより、レベル3から4にあげたときのほうが、そのマスに止まってしまった敵のリスクは増す。

ジェットコースター的なボードゲーム、というと意味不明だけど、勝敗は一回の失敗でつくし、緩急がはっきりしていてそういう表現が適切なような。

対戦の楽しさをデザインしたという点ではかなり頑張ってるよなー。