北斗無双は缶詰

なかなか開けることが難しい缶詰かなぁと。

慣れるとパカパカ開けられるけど、慣れるまでがつらい。

ケンシロウ→レイ→マミヤ→トキ→ラオウの順でだいたいアンロックしていくのだけど、後ろにいくに従ってチートな性能になっていくのでようやく無双らしくなってくる感じ。

ケンシロウはストイックなキャラなのでちょっと無双にはあわんのだけど、レイは敵の攻撃に△目押しでカウンター入れると性能が上がる、これが強い。ザコ戦が楽。

マミヤはチャージショットが鬼すぎてザコはほぼ即死だし、ほとんどボウガンじゃなくて北斗豪掌波ランチャー。

近接も必殺技に使えないのが混じってるけど基本的に性能高い。ボスに近付かれると困るくらい。

とにかくアンロックキャラは総じて強い。伝承者がんばれ。

トキ、ラオウに至ってはゲームにおいては稀なケースである、「ボスのときより強くね?」というありさまなので、伝説編が短いのが残念。クリアしたのに幻闘編がまだでてない。なぜだ。


で、ジャギの幻闘編をやってみたら、あ、このゲームこっちがメインだったんだな、ってようやく気付いた。


拠点とか増援とか無双らしい感じで、マップまで二段階表示になるし、伝説編はまぁないとダメだよねって感じでつくって、幻闘編はノリノリでつくった感丸出し。


というかポイントを稼いで奥義や能力値を習得、成長させていくシステムなんだけど、伝説編から幻闘編を通してプレイしても、全部習得するのはムリので、飽きずにコンプリートできるのかなーという。

難易度をむずかしいにしてもどうせAIはそのままだろうし、ただでさえボスの奥義が被ダメ中でも発動できて、一撃くらったら瀕死になるほどの性能なので、心が折れる

ザコ中ボス含めて敵がカタイ理由は奥義でまとめて一撃必殺して気持ちいい、というのをプレイヤーにさせたいんだと思った。

しかし、アホなAIのカタイ敵を叩いてたら回避不可の攻撃をくらう、ってほどアクションゲームにおけるストレスはない。

でも幻闘編のボスは柔らかい。多段攻撃でメリメリライフ減らせるので、序盤に覚えられる奥義だけでも十分クリアできる。

ここらへんは幻闘編でしか登場しないシンとかジャギといった成長させられる機会が少ないキャラへの配慮なんかなーと思った。

ただ、拠点おとしてもその場を守るだけで味方しごとしないし、味方のときのラオウとかケンシロウがほとんど動かないのはなんかなーと思う。

無双なので、味方が活躍しちゃうとプレイヤーのやることなくなるからなんだけど、戦っているのが自分だけなのはやっぱりさびしいかなー。

ブレイドストームはちゃんと味方も戦ったりしている感はあったんだけど、北斗は敵の数が少ないからなのか、ほとんどガードしてるんよな。

AIがアホなのはやっぱつまらん。

敵のライフ、攻撃力、防御力、数、の設定もAIに含められる、というお話を昨日先生としたのだけど、俺の感覚ではAIを敵の行動パターンだけに限定したうえで、かなりゲームAIへの評価は低い。

難易度を上げるためにライフと防御力をあげる、というのはかなり微妙なバランスが必要で、堅くしすぎると操作を繰り返す回数が極端に増えてストレスが大きすぎるので、あげるとしたら攻撃力だけガン上げとかだろうなぁ。

FPSの敵AIが銃口を向けられたら壁に隠れるのがはやくてかしこいなぁ、とか、あぁいう感覚がアクションにもほしいなー

AIがアホだと思うんだけどなぁ、AIの基本概念が「良い勝負をしてくれる」というモノ、というお話もされたのだけど、実際にゲームに搭載されているAIははたして、良い勝負をさせてくれているのかな、俺はノーだと思う。

だからオンライン対戦ゲームとソロ専用のゲームを買うときに迷うわけで、ボイスで盛り上げたりリワードでほめたりするのはできてるけど、プレイヤーがムキになって挑むべきAIって、あるかなぁ。

カルネージハートでも遊んでAIの勉強するか