BORDERLANDS GAME OF YEAR EDITION [PS3]

[Computer Game]トゥーンレンダリング、FPSとRPGの融合、が売り文句の2009年で最も高い評価を得たゲームのDLC3種類同梱版+日本語ローカライズ

もうこの辺から自分のツボだった。

4種類のクラスのうちから一つ選び、スキルツリーの中から好みのスキルを自由に取得しながら、物語の舞台である不毛の惑星Pandoraに実在するとされる”宝の山”The Vaultを探す旅に出かける、という流れ。

雑記

まず最初に少し勘違いしていたのだけど、このゲームはオープンワールド系じゃない。

マップはそこそこ広めの固定マップ同士がポータルで繋がっており、オブリやFALLOUT3などのように自由に広大な世界を歩けるわけではない。

しかし、メインクエストのほかにも膨大な量のサブクエストがあり、なおかつ周回プレイにも対応しているので、割と長く遊べそう。

なんといっても武器ランダム自動生成システムによって、武器のバリエーションがほぼ無限、という辺りが良い。
ヘルゲイトでもこのシステムはあるんだけど、やっぱりダンジョンシージ的な、接頭語と接尾語、武器の名称をランダムに振り分けて武器の良し悪しが決定されるほうが自分は好き。


例を挙げると、武器の名称にFang (牙)という接頭語がついているアイテムがあれば、本来の武器の威力に数%数値が上乗せされる、といった具合である。


本当は銃そのものの種類やモデルなども名称と性能に関係してくるのだけれども、分類が多すぎて把握はしていない。


ヘルゲイトの武器自動生成はスキル強化やダメージ耐性、威力補正などが完全にランダムで追加されるのだけど、ボダランのそれは武器の種類毎に付加される接頭辞と接尾語が決まっている分、圧倒的なハズレが少ない。その点、攻略が必要以上に詰まらずに自分好みの武器を見つけやすい。

クラス


銃器全般に精通したソルジャー、肉弾戦で本領を発揮するバーサーカー、遠距離戦闘が得意なハンター、トリッキーな戦法が持ち味のセイレーンの4種類。それぞれ固有のスキルを持つ。
ユニークな点としてボダランにはクラスの特性を強化するクラスModという装備品があり、どのModを装着するかによって同じクラスでも立ち回りが変わる。


まだソルジャーとバサカでしかプレイしていないのだけど、大体こんな感じである。

ソルジャー

一言でいうとパーティ支援型クラス
wikiには地味、という評価があるが、良い意味で堅実なクラス。
パッシブは銃の連射速度を高め、反動を抑える、すべての銃器の威力を数%上げる、など地味ながらとって損しないものばかり。
固有スキルはシールドを展開しながら射程範囲に入った敵を自動攻撃する固定砲座を設置するスコーピオタレットで、スキルによって砲座の周囲にいるプレイヤーのライフや弾薬の回復機能を追加したり、砲座の攻撃回数、攻撃手段を追加したりできる。

タレットとシールドには耐久値が設定されているが頑丈な上、タレットは20秒間の間休まずサーチ&デストロイ+補給してくれるのでかなりありがたい。どこでもカバリングできるのは素敵。

ClassModはパーティ全体の取得EXPを増加させるLeader、すべての弾薬を常時補給し続けるSupport Gunner、 自分の武器の装弾数と発射速度を強化するHeavy Gunnerなどがある。


ソルジャー自体スキルやModの関係で弾切れを気にすることなく、更に高速で正確に射撃でき、強力な火力支援をしてくれるタレットを召喚できるため、1対集団戦でもさほど苦労しない。


致命的な欠点として、敵をDaze(命中率低下、移動速度減少)させる手段がないため、火力や耐久力で上回る強敵や、他クラスとの対人戦では苦戦しそう。


だが、わりとボス戦などは連射速度、装弾数が強化された銃器などでゴリおせる印象。


ソルジャー対ソルジャーの対人は、ほぼ強い銃もってたほうの勝ちになる感じ。

一番立ち回りがFPSしているので、シューター向け?。

あと、プレイヤー人口が多い。

バーサーカー


とにもかくにも固有スキル、バーサークを使わないと始まらないクラス。
スキルは近接攻撃を強化したり、バーサークの効果を増強するものと、爆発物(グレネード、ロケットランチャー)を使いやすくするものとに分かれる。


バーサークは一定時間攻撃手段がパンチとアッパーのみになり、ダメージ耐性とライフ自動再生が付くという強力な自己強化スキルで、この状態の瞬間火力は全クラス中随一。


パーティプレイによって強化される硬いタイプの敵もパンチの連打であっという間に沈むので、激戦時の突破口を開くのに有効。
とはいえ無茶すると割りと死ぬんだけれど、クールタイムが60秒なので戦闘の合間合間に使える上、ちょっとやそっとのケガはバーサーク発動させるだけでふさがるという不死身さもウリの一つ。


連打の利くパンチが基本的な攻撃手段となり、アッパーは硬直が長く使いづらいが威力がパンチの2倍程度ある上、踏み込んでから打つため最初の一撃に向く。


他のクラスと同様普通に銃も使えるのだけど、やはりバーサクしてなんぼのクラス。
今のところClassModはあまり確認していないけれども、おそらく近接攻撃強化系と爆発物強化系だと思われる。


弾切れしても戦力があまり減退しないってのはうれしいところだが、図体がでかいため当たり判定がでかいらしい。が、今のところ体感するほどではない。

ハンター


使ったこと無いけどなんか強いらしいクラス。
スナイパーライフルと固有スキルであるブラッドウイングによって遠距離戦の鬼、らしい。が、今wiki少しみたらブラッドウィングのAIがアホらしくクセが強いらしい。ザッと見た所、ソルジャー以上に銃器の攻撃力、クリティカルなどを強化するスキルが多く、攻撃力に特化しているクラスだと思われる。ライフ回復手段も銃撃、ブラッドウィングを敵にあてるなど、攻撃手段がそのまま回復につながる「殺られる前に殺る」クラスっぽい。


個人的に一番ゲーム中のセリフが協力的で親しみがもてる

セイレーン


紅一点にして凶悪なスキルを数多く持つクラス。説明みてるだけでもエグいスキルが多く、おそらく対人戦、1v1形式の個人戦にかなり強い。
固有スキルは一定時間透明化(攻撃されなくなる)、高速移動、スキル発動、終了時に発生する衝撃波によるダメージ、という恩恵が得られるフェイズウォーク。


フェイズウォークの応用範囲の広さと、Daze発生率を強化するスキルの多さ、多様なエレメンタルダメージを強化するスキルを唯一持つクラスというところがセイレーンの強み。


ここで書き忘れてたけども、各スキルの固有スキルは、エレメンタルダメージという属性のついた追加ダメージを付加することができる。


エレメンタルダメージには炎、雷、酸、爆発の4種類があって、爆発は範囲攻撃、それ以外の3つはそれぞれ、生身(ライフ)、シールド、硬質(ダメージ耐性をもった敵)に対してボーナスダメージを与えるほか、スリップダメージを与える。


この炎、雷、酸がもつスリップダメージの効果は、同じ属性のエレメンタルダメージを発生させればさせるほど増加するらしく、連射速度の高いSMGが得意武器であり、なおかつエレメンタルダメージを発生させる確率を強化できるセイレーンは、相手の弱点を突いた属性攻撃を最も有効に使えるクラスといえる。


雷属性の武器でシールドを割り、炎属性の武器で死ぬまで燃やしたり、普通の銃撃が利かない敵を酸で溶かしたりといったプレイは他のクラスでも使える戦法なのだけども、スキルが効果を底上げできる分セイレーンに分があるようだ。


セイレン以外の3クラスは基本的に固有スキルに乗せられる属性は1種類のみだが、セイレンは各属性をフェイズウォークに付加するスキルがあるため、燃やしたり感電させたり溶かしたりさせる手段が豊富なのである。


ただ、スキルや得意武器の特性上敵に接近しないと最大火力を発揮できない反面、ライフ回復手段に乏しく、近接戦中バサカほどの再生力がないため割と死にやすい印象をうける(マルチで遭遇したセイレンが下手なだけかもしれないが)。


とか、セイレンつかってないのにwikiとマルチ経験だけでかいてみたよ。

マルチ


マルチプレイは4人まで参加可能で、PvPは申請制で、基本的にはcoopする感じ。だが、コミュニケーションする手段(ボイチャ)がないと、レア武器は早い者勝ち。


わりと仲間を助けずにアイテムだけとりまくるみたいなプレイのヒトがいるので、決闘をもうしこんでスルーされたりとかそんな感じである。

シナリオ


なんかこういう終わりかた嫌いじゃないなぁ、という。とにかく翻訳センスがツボ。クセのある喋り方っていいなぁという。あとナビロボかわいい。


終わっても物語の謎は残る感じ。

DLC


「ゾンビ」、「闘技場」、「追加銃、レベルスキル解放、追加乗り物」、という三本立てで、それぞれ本編に登場しないショップ、アイテム預かり場所、追加マップ、クエスなどが登場する。


ゾンビは最後までやったけどなんかこうお約束なゾンビな感じで楽しめた。闘技場は敵のレベル=自分のレベルなので、緊張感のある戦闘、アツい。最後のDLCはまだやってないが高レベル者向けのエンドMODだと思われる。