Dungeon of the Endless
Steamにて購入。
「ローグライクディフェンス」というジャンルを取り、RPG,TD,RTSなど複数の様式に跨ったゲームデザイン。
乗っていた宇宙船が謎の敵によって撃墜され、脱出ポッドでなんとか異界の惑星に不時着した生存者達の冒険が描かれる。
難易度設定がToo EasyとEasyから選べるのだが、どのみちめちゃ難しい
ローグライクディフェンス
扉で互いに繋がっている複数の部屋から構成されるフロアから次の階へと続くエレベーターを目指して探索を行う。
スタート地点は脱出ポッドのメインジェネレータであり、これがエレベーターや開拓済みの部屋に電力を供給する唯一の電源となるため、なんとしても守る必要がある。
敵はドアを開けた時、探索済みの部屋でかつ、電力の供給されていない暗い部屋から発生するため、電力供給を行えばその部屋から敵が湧くことはないが、使える電力は部屋を開けた時にランダムで追加するか、敵を倒すことでしか得られない上、ジェネレータを攻撃されてしまうと減少する。
いかにして防衛拠点をつくり、探索と防衛に人材を割くかといった戦術が求められる。
次のフロアへのエレベーターを発見した場合、ジェネレータをチームメンバーの内一人が運んでエレベーターまで護衛することができれば次の階へと進行できるが、ジェネレータを取り外した瞬間に敵がやたらと湧き始めるため時間との勝負となる。
3つの資源とモジュール
フロア内のメイン、マイナーモジュールを建築する際に使用するIndustry、クリスタルフロアにて新しいモジュールの研究を行う際に使用するScience、Heroの育成や回復に使用するFoodの3つの資源をやりくりする。
ドアを開けた際に現在の生産量分ストックが増加し、さらに生産量は各種資源ジェネレータによって増加させることができる。
モジュールを建設するにはそれぞれメイン、マイナー毎にフロアにハブが備えられている必要があるため(メインは1つあるかないか、マイナーは部屋によって2〜6個ほど)、探索によって建設に適切なフロアか見極める必要がある。
メインモジュールは主に資源生産量増加やフロア全体のメインモジュールの防御力増強といった支援効果を持つ者があり、マイナーモジュールはHero支援(治癒、攻撃、防御力増強)、タレット(敵に直接ダメージを与える)、敵妨害(敵にデバフを与える)といった用途に分かれて各種存在する。
研究
とある部屋にはメインモジュールの代わりにクリスタルがあり、これを使用することでモジュールの研究開発が可能。研究できるモジュールはランダムで、欲しいモジュールがなければサイエンスを消費してリロールも可能。
メインモジュールを研究して生産量を増加させるか防衛を成功させるために新しいタレット、支援モジュールを手に入れるかが悩みどころである。
Hero
Foodを消費させることでレベルアップし、基礎パラメータが増える他、新しいスキルを取得していく。
Heroにはおおまかに生産、拠点防御、戦闘といった方向性があり、資源生産量を増強させるのに有利なキャラクターや、ひたすら戦闘が得意なキャラクター、足がやたらと速いのが取り柄のキャラクターなど色々いる。
特に強力なのがその部屋に留まれば資源生産量を増加させられるスキルを持ったHeroで、最低でも防衛と生産力増強用に一人は欲しい感じ。
まとめ
様々な要素、ジャンルが融合されかなり複雑なゲームの割に、よくルールがまとまっているという印象。
とりあえずめちゃくちゃ難しいのでまだ最適解がみつかっていないのだけど、電力が許す限り各フロアのゴール地点まで電力を通してゴール側から敵が湧いてこない状態を作りつつ、突破、という流れが安定。
後半は自爆して大ダメージを与えてくる敵やらドアを突き破って強制的に敵をスポーンさせてくる敵やらかなりやばいタイプが登場し、チームを壊滅させにかかってくるので、その辺の攻略法がみつかればクリアできそうな感じ。