FigureHeads

スクエニからOpenβ中のロボット分隊指揮MOBA,的なもの。


隊長機をTPS視点で操作しつつ僚機を死地に送り込むRTS要素もあるのがウリ。
スクエニTPS特有のもっさい操作感が逆に指揮要素で勝ちにいく競技性を生んでいるような気がしないでもない。

特徴

プレイヤーは3機編成の分隊を操作し、合計5v5の計15機で互いのアウトポストを破壊したら勝ち。


アウトポストを守るシールドとタレットや、リペア+リスポーン、弾薬補給等のメリットが得られる拠点を奪い合いつつバトルが展開される。


マップの特性で戦術がかなり左右されるわりにトリッキーなマップが多く、位置関係がよくわからんので謎の乱戦や裏取りが発生しやすい印象。


リスポーンを兼ねるリペアポイントが超重要で、弾薬補給ができるサプライポイントは割りと軽視でいいんだけど割りと拠点にしたがるクラスもちらほら。

アウトポストを直殴りするとほぼ勝ち確定なんだけどシールドとタレットの両方を無力化する必要があって難儀する。


メカ

ミリタリ伝統萌えという3属性からなるアプローチ、ACリスペクトなのかこれら3属性を司る企業からのラインナップという体で提供される。

武器や装甲、補助装備によってあまり性能差のないものから極端な差のつけられたものまで色々である。

だいたいの目安としてミリタリのパーツが最も重く、火力や装甲値、などが高く、萌えが最も軽く、扱いやすく、伝統がその中間という印象。
正直伝統と萌えの違いがよくわからない

後述の2クラスに対応する軽量級、中量級、重量級というフレームがあり、そのフレーム毎に積載量や基本性能は決まっている。
足パーツを変えたからといって積載が変わったりはしない。

余談だがメカのハードウェア部分を2-Foot、ソフトウェア部分をフィギュアヘッズと呼び、このフィギュアヘッズに擬似人格が備わっていてなんか軍人っぽい人とか萌豚とか色々いる。

クラス

中量級のアサルトとサポート、軽量級のスナイパーとエンジニア、そして重量級のヘヴィアサルトとストライカーという6つのクラスが存在する。

アサルト:

武装の選択肢が豊富で軽量級に有効な実弾系と重量級に有効な爆発系の武器をバランス良く持つ事ができる。
総じて汎用性が高いが一芸に秀でるところがない、とか言われてるけど実際はアサルトがいないと前線は成り立たないくらいの重要職。
強いて挙げると専用武器であるロケットランチャーや擲弾発射装置を装備できるので遮蔽に隠れた敵にもダメージを与えられるのが強み。

サポート:

リペア、サプライという2種類の補給装置のうち1つをCD毎に設置できる。前線維持や弾切れがつらい兵種を文字通りサポートできて便利な上、アサルトと一部同様の武装を持てるため戦闘もやや得意。
僚機として連れてく定番クラス。

スナイパー:

スナイパーライフルと地雷を装備できる唯一のクラスで、狙撃や地雷による防御、機動性を活かした拠点占領などやれる事が多い。
反面装甲は紙の極みなので正面からぶつかってしまうと脆い。スナ3機分隊とかやってる人いたけど地雷おいてた?って感じする

エンジニア:

アウトポスト破壊に最も有効なレールガンを使える兵種。戦闘は最弱とあるが高火力でまぁまぁの射程を持つチャージショット的な性能であるレールガンと敵を探知するレーダー設置ができる時点で実は強いのでは?枠

ヘヴィアサルト:

重量級特有の装甲の厚さを活かして正面から敵をガトリングガンやらホーミングミサイルやらで粉砕するTankクラス。
ガトは実弾でミサイルは爆発なのでそれぞれ得意な相手が分かれるけどまぁ好きな方選んで殺せってくらい火力が高い。
反面爆発に弱く対応できる装備を持っている相手にはあっさりやられたりする。

ストライカー:

キャノンという支援火力を上空からばら撒く砲撃クラス。
鈍重なヘヴィアサルトの天敵となりうる火力を持つが、思ったより射程が長くないので割りと前線に出ないといけない。
高低差のあるフィールドを挟んだ戦いで上空から砲弾を打ち込めるのは魅力。
本体の硬さもあいまって補助武器だけでも軽量級の相手くらいならなんとかできる。
ヘヴィと同じく爆発に弱いのは重量級共通。
ミリタリメーカのパーツで8連装キャノンがあり精度も非常に高いのでこれを撃たれると立て籠もってる奴は地獄を見る

ロール

試合がマッチングされるとロール申請とその試合に使用する分隊を選択するモードになる。
ロール申請はおおまかにいって攻撃、支援、防御という3つのロールから申請するのだけど、別にプレイ中の行動が制限されたりはしない。
完全に申請するだけである。
なので別にロールからかけ離れた行動も時にはやることになるしやってもいい。
ただまぁ防御申請ゼロのチームは大体お察しな感じはある。

バトル

カバーや僚機指示など面白げな要素をヒューチャーしつつガチガチのTPSかというとそうでもないところでAIにも仕事できる場が設けられている感じというのは冒頭でチラっと言った通り。
カバーも半分遮蔽と完全遮蔽の要素をきちんと踏襲しており、半分遮蔽だと頭をスナイパーに撃ちぬかれたり(ロボなので即死しないが)、爆発物を完全に防げなかったり割りと良い塩梅。

ロボット、という要素をゆるい方向で遊べるテイストに活用している感じが随所に見られる。

また戦車ゲーのように装甲値の部位毎設定(頭、腕、胸、足)や背面に弱点となるコアが存在する、トップスピードは正面に走らないと出せない(装甲で守りつつ下がるには後ろ歩きで撤退する必要があるが、遅い)など、機体の「向き」が非常に重要な要素となっているのも個人的に良さポイント高い。

設定的にはロボット競技モノなので、銃器の有効射程による威力減衰などがかなりシビアに設定されておりスポーティな感じがある(サブマシンガン、ショットガンなどで顕著)。

実際のところどういう理由なのかはわからんのでそう感じているだけかもしれないが、ロボ、競技モノといった設定を活かしてゲームバランスに極端に偏りがないような塩梅を目指している風に思える。


僭越ながら自分が配信した時の録画を貼っておく
http://gae.cavelis.net/view/9BEF68CDE0A948B18F038E8EC2952151