ウディアについて


概要

パッチ6.6 
主ロール:ファイター サブ Tank

ultが存在せず、4つの「型」を変更するスキルを駆使してひたすら敵を殴り続ける格闘家のような獣人のような人。

ロアでは16歳の時に家出して自然に篭もり、獣性を獲得したというどないやねんな経歴の持ち主。(Freljord設定でさっくり無かったことになりました)



派手さはないものの自身を強化するスキルを豊富に持つためレーンでもジャングルでも序盤に強く、中盤以降もレーンが伸びれば伸びるほど加速スキルの恩恵を受けられて強い。

そのファイトスタイルは一言で言うと高速で突進してくるトラックみたいなもので、轢かれたら死ぬけど普通はよけるよね、というような塩梅で対策されてしまう(しなければならない)チャンピオン。

スキル

Ultが存在せず、4つの型を切り替えるスキルのみという特殊な構成。
それぞれの型には切り替えた時に即座に受けられる効果、その型を維持している間ずっと受けられる効果とがあり、一概に切り替えまくったほうが有効かというとケースバイケースであることもある。

Ultがなく全てのスキルをLv5まであげることができ、このゲームはLv18でカンストするためいずれかのスキル一つは必然的にLv3止まりになる


パッシブ:狒々の型
スキルを使用する度攻撃速度が10%上昇、移動速度が5上昇、この効果は3スタックまで重複
CDでない他のスキルのCDが1秒になる。

スキルを回転させる毎に火力と機動性が増すパッシブ。無限に連打できないよう1秒CDがあるものの、序盤からスタック維持は比較的容易で戦闘時はこのスタックを切らさない事が重要。

そもそも追いかけて行って殴るしか能がない為そこまで意識せずともスタックはたまっているという話もある。


Q:猛虎の型
維持効果:通常攻撃にAD15%分の追加ダメージ+次の通常攻撃1回に2秒かけて与える追加物理ダメージを付与


即時効果:攻撃速度が5秒間増加

ADを高めるビルドやASビルドにおいて特に強力な型。通称チョチョ(殴る時の掛け声から)
ただ単体を殴るだけの型として特化されておりタイマンにすごく強い。
これといって特に書くことがないほどそれだけの性能、シンプルイズ強い。


W:亀の型
維持効果:Life Stealが増加

即時効果:自身にシールドを張る

防御の型。シールドで敵のダメージを吸収しつつLifeStealで体力を回復しながら殴る。
回転率の高いシールドでありつつ回復力も高まるのでレーンの維持やジャングルの周りやすさを支える重要スキル。
このスキルのおかげでマナが切れないかぎり序盤のウディアはなかなか死なない。
どのようなビルドでも取らないビルドがないというほどの優良スキルだがあえて防御を一切捨てて他の攻撃スキルを高めるという「Masao」という知る人ぞ知るスタイルもある。


E:熊の型
維持効果:通常攻撃に1秒スタンを付与。同一対象には6秒に1度しか発動しない。

即時効果:ユニットをすり抜けるようになり、移動速度が増加、この間敵にスタンを与える際、短い距離をダッシュするようになる。


通常攻撃にスタンを付与するという強力無比な追撃の型。足もはやくなるので追いかけて捕まえるために用いる。通称ガオ。


逆に言うとこれがないとウディアは敵に接近する手段がないため生命線と言える。そのため攻撃スキルでないにもかかわらず優先してレベルをあげるサマナーも。


パッシブの移動速度増加とあいまって靴を買い足していくとものすごい速度で走れるようになる。


即時効果のユニットすり抜けはレーンをまたいでGankする際に有効で、短い距離のダッシュ攻撃はスムーズにスタンを入れられる。

同一対象には6秒のクールダウンがあるものの、集団戦などで複数を殴る分には制約がないためできるだけ多くの敵に瞬間的にガオするのができるウディアといえる。


R:不死鳥の型
維持効果:次の通常攻撃及び三回毎の通常攻撃の際に火を吹き、前方扇形の魔法ダメージを付与。

即時効果:周囲の敵に5秒間毎秒魔法ダメージを与える。

なぜか突然架空の動物が出てくる。通称鳥。

維持効果、即時効果共に強力なAoEであり、魔法ダメージによる殲滅の型。

効率的に複数の敵にダメージが入るためジャングルに便利な型。
火吹きは射程が短いもののしっかりPokeスキルなのでやや距離が離れているからといってウディアが何かを叩いている場合火吹きが当たってお陀仏ということもありえる。

猛虎の型と並んでウディアの火力を支えるスキルであり、プレイスタイルによって虎と鳥、どちらを優先するかという個性が顕著に出るスキルでもある。

まとめ

4つの型で自身を強化しつつひたすら敵を追いかけて殴るというシンプルなファイター/タンク。

本当に追いかけて殴るということしかできないため敵に接近できない状況ではひどくやることがない。

序盤の強さを活かしてトップレーンをドミネートする、ジャングルを支配してオブジェクトやカウンタージャングルで有利を取る、といった戦術をとり、終盤の集団戦では無理をせずキャリーを守るのに徹する事が求められる・・・というのが基礎知識。

…だったものの、最近はエコーガントデッドマンプレートとかアイテムパワーで押し切ってしまう構成などで割りと弱点とか関係なく強い暴走トラックと化したりもしている。

長距離ブリンクやインチキくさい拒否が横行している昨今において渋すぎる、地味すぎるきらいがあるが、正面から敵を轢き殺すトラックになりたい人には向いている。