ケイトリンについて

はじめに

LoLChampionの1キャラ毎の解説記事を1日1Champ書きたいナーとか以前言ってたやつを一念発起してやろうかなという気持ち。


環境の変化によって古い記事の内容がアレになるのでは?という致命的な指示を速攻で受けたものの、なるべくアイテムビルドとかそういうデリケートな部分を廃したチャンピオンの特性について書いていきたい感じ(多分無理だが)。リメイクきたらしらん


一応記事を書いた時のパッチを掲載する配慮をみせるものの、現環境で使い込んだ上での考察ではなく、単に僕個人の所感的な何かであることはご留意ください。

というわけで第一回はケイトリンです。


概要

パッチ6.6現在

特性:レンジド マークスマン

ルーンテラに存在する自治都市ピルトヴァーの保安官兼スナイパー。
レンジド中最長の通常攻撃射程と、全体的に射程と制圧力に長けたスキルを持つ。
無料期間が最も多いチャンピオンということで俺の中で有名。防御的に強く初心者向けとされるアッシュ等よりよっぽど初心者向けな性能をしている反面、攻撃には工夫が必要な為奥深さもある。


現バージョンのケイトリンはWのヨードルトラップと各スキルのシナジーが強化されており、長い通常でチクチク撃つだけでなくスキルコンボによるトレードも得意になった。

スキル

パッシブ:ヘッドショット
ASが10%増加、通常攻撃毎に1スタックを得、6スタック溜まっている時の通常攻撃を強化。茂みからの通常では2スタックを得る。またWかEが命中した敵には射程二倍となったヘッドショットを即座に発射可能となる。
ミニオンへのダメージは150%。

知らん間にAS10%とかついてた。
ケイトリンをレーン強者たらしめているパッシブ、ミニオンに対してのダメージ強化などもありレーンコントロールが容易。
ファーム、プッシュ、ハラスなんでもこいな性能だがなるべくハラスに使いたいところ。
ハリケーンで即座にスタックが貯まる小ネタもあるがどちらかというとスキルコンボによる射程二倍ヘッドショットを使いこなせるかどうかでかなり変わってくる印象。


Q:ピースメイカ
 一秒詠唱後貫通弾を発射するAoEPokeスキル。
詠唱は足が止まる明確な隙となり、わかりやすい予備動作でもあるため生撃ちでは回避しやすく評価が低いプロもいるものの、火力と射程自体は優秀。
Wを当てている敵には貫通による減衰がなくなりしっかりとダメージが入るらしい。
レーンにおいては素早くPushするスキルであったり味方のCCにあわせて当てるのが基本。
昔は片手で撃つスタイルだったが今はスナイパーっぽく屈み撃ちで詠唱するようになった。


W:ヨードルトラップ
 踏んだ単体チャンピオンにスネアを与える罠を置くスキル。
最大3つまで設置可能で常時ストックされていき連続設置も可能。
設置時に視界を取るため芝チェックに便利、敵側から見て芝への入り口においておくと芝に入った瞬間にスネアが入るためGank、エンゲージ抑制に有効。
罠を踏んだ敵に対しダメージと1.5秒のスネアの他パッシブの射程2倍化+即時発動+ダメージ増強という鬼のような効果が得られ、更にQの貫通減衰無効、ステルス看破、視界確保と恩恵がやばい。

このため以前は安定行動であった硬いサポートが罠を踏んでおく、といった対策が迂闊に取れなくなりレーンの抑制力が増しているものの、シヴァやモルガナのスペルバリアには相変わらず無力。

単純な罠としての運用の他にも味方が捕まえた敵の退路に置いておく事で退路を断つ、自分が下がる方向に設置し追撃を食い止める、などなかなか渋い使い方ができる。


E:L-90カリバーネット
 前方に捕獲用網を発射し当たった敵にダメージとスロウを与え、自身は反動で後ろにノックバックする。また当たった敵に対するパッシブの射程二倍+即時発動の効果を得る。
Wと同様に命中後即座にパッシブの効果が得られるが、こちらはダメージ増強の効果がない。
網を発射した方向と逆向きに移動するため、方向を間違うと即死する恐れのあるスキル。

wikiの記載ではノックバックとあるのでヤスオのUltの判定になるのかどうかは要検証、コワイ。

以前はE-Qコンボなどでバーストダメージを稼ぐ事にも使えたが現在はスキルの合間にヘッドショットを挟むメカニズムとなり罠が当たった敵などにコンボを狙う感じになった。


R:ブルズアイ

(Ace in the hallの訳でブルズアイなんや感)
 対象指定超長射程Poke。
狙撃体制に入り対象に派手な狙撃インジケータを表示した後、高威力、非貫通の弾丸で指定Champを狙撃するアルティメットスキル。
弾丸の弾道を遮ると指定した以外のチャンピオンに命中するため狙撃されたヒトが死にそうな時や柔らかい対象である場合味方がカットすることはお約束になっている。

逆に膠着状態の際にTankの位置をあえて動かす事で有利にイニシエートできる局面を瞬間的に作る、といった使い方もできるがプロチームしかやってるところをみない高等テクニック。

弾速、射程共にずば抜けたものがある上に対象指定で確定ヒットするため孤立し死にかけでかつ見えている敵をキルすることに関しては極めて優秀なスキル。最近は弾を防ぐ奴らが増えたのでカウンタープレイの初歩みたいな扱いではあるが。

まとめ

全体的に防御的、単体火力としてまとまっているため、有効な打撃を与えるのに少々コツがいるマークスマン。
瞬間的な超AS上昇スキルもないので足を止めてのゴリ押しなどができない。
一方で最長の通常射程を活かした安全かついやらしいレーニングが可能で、スキルコンボを絡めたバーストダメージにも期待できるため、うまく罠や網を当ててダメージを稼ぎつつ優位を保つ立ち回りができれば優等生。

集団戦はとにかく安全な場所からDPSを出す事が求められるのはマークスマン共通であるものの、防御スキルが多いため緊急時の対処が比較的容易で、冷静に対応できるなら割と際どい局面からでも抜け出せる。

攻撃、防御、移動とバランス良くスキルが揃いつつパッシブ:ヘッドショットとのシナジーによりのびしろもあるため初心者から上級者にかけてオススメな感じ。